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AviUtl ExEdit2 の汎用的な効果のスクリプト集.丸角矩形生成や回転操作の補助,傾斜変形など,標準では備わっていない基本的な効果を揃えています.

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sigma-axis/aviutl2_script_Basic_S

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Basic_S AviUtl ExEdit2 スクリプト

汎用的な基本効果や基本図形などをまとめた AviUtl ExEdit2 用のスクリプト集です.丸角四角形の生成や斜め軸での回転,回転中心のマウス操作移動や傾斜変形,内側シャドウや内側縁取りなどができます.

ダウンロードはこちら. 紹介動画.

動作要件

導入方法

以下のフォルダのいずれかに Basic_S.anm2Basic_S.obj2 をコピーしてください.

  1. スクリプトフォルダ
    • AviUtl2 のメニューの「その他」 ➡️ 「アプリケーションデータ」 ➡️ 「スクリプトフォルダ」で表示されます.
  2. (1) のフォルダにある任意の名前のフォルダ

初期状態だと「オブジェクトを追加」や「フィルタ効果を追加」メニューの「Basic_S」以下に各種オブジェクトやフィルタ効果が追加されています.

  • 「オブジェクト追加メニューの設定」の「ラベル」項目で分類を変更できます.

詳しい解説について

Wiki に掲載しています.

追加されるオブジェクト

角丸矩形

Various corner shapes.

長方形や丸角四角形を生成します.縦横をピクセル単位で指定でき,上下左右揃えの指定もできます.

丸角の形状も複数種類から選べ,半径や縦横比も角ごとに独立に指定することもできます.

➡️ [詳細]

楕円

Sample of an ellipse shape

標準図形の「円」を,縦横をピクセル単位で指定できるようにしたものです.上下左右揃えの指定もできます.

➡️ [詳細]

菱形

Sample of a rhombus shape

菱形を生成します.縦横をピクセル単位で指定でき,上下左右揃えの指定もできます.

➡️ [詳細]

スーパー楕円

Samples of various superellipses

スーパー楕円を生成します.アステロイドや菱形などもこの特殊形です.

縦横をピクセル単位で指定でき,上下左右揃えの指定もできます.

➡️ [詳細]

追加されるフィルタ効果

四隅丸め

Two samples of rounded corners

オブジェクトの四隅を円などの図形で丸めます.

角の形状も複数種類から選べ,半径や縦横比も角ごとに独立に指定することもできます.

➡️ [詳細]

背景角丸矩形

Sample of a round rect background

オブジェクトの背景に角丸矩形を配置します.テロップバックや立ち絵の背景などに利用できます.

色を指定する代わりにパターン画像を指定することもできます.

➡️ [詳細]

背景楕円

Sample of an ellipse background

オブジェクトの背景に楕円を配置します.吹き出しやアイコンの背景などに利用できます.

色を指定する代わりにパターン画像を指定することもできます.

➡️ [詳細]

背景菱形

Sample of a rhombus background

オブジェクトの背景に菱形を配置します.吹き出しやアイコンの背景などに利用できます.

色を指定する代わりにパターン画像を指定することもできます.

➡️ [詳細]

透明度適用

オブジェクトの各ピクセルを指定した分だけ半透明化します.標準のフィルタ効果の「透明度」とは異なり,後続のフィルタ効果に影響する形で透明度を指定します.

Note

標準のフィルタ効果の「透明度」の効果が適用されるのは最後にフレームバッファに描画されるタイミングで,全てのフィルタ効果が適用された後です.内部的な「後に適用される透明度の数値」を操作しているだけなので高速な反面,後続のフィルタ効果 (標準描画など以外) にはまず影響しません.

「縁取り」や「反転」の「透明度反転」など一部のフィルタ効果に対して,半透明化したピクセルを意図して処理させたい場合には「透明度適用」が効果的です.

➡️ [詳細]

透明度二値化

透明度を二値化します.ぼかしの境界を明確にしたい場合などに利用できます.

正確には二値化ではなく,「一定のしきい値よりも透明なら完全透明,また別のしきい値よりも不透明なら完全不透明,その間は線形に補間」という処理を行います.従って半透明になる「ぼかし幅」があります.

➡️ [詳細]

色調補正

標準の「色調補正」の機能追加版です.標準で利用されている YUV (BT.601) 以外に HSVHSL, XYZ (sRGB 規準) などでの色調補正ができます.

Note

XYZ や YUV での「色相」はそれぞれ,XZ-平面と UV-平面の偏角を操作するものですが,これらには光学的,視覚心理学的に有意義な意味合いはありません.便宜上の実装と捉えてください.

特に XYZ 色空間に関しては偏角操作などの便宜上,白点を XZ-平面の原点に対応させるなど内部的な色変換行列にも手を加えていて,独自性が強いことを付記しておきます.

➡️ [詳細]

回転中心

オブジェクトの回転中心を移動します.標準のフィルタ効果の「座標」の回転中心版です.

➡️ [詳細]

回転中心アンカー指定

オブジェクトの回転中心を,アンカーによるマウス操作で指定できます.ここで変更した回転中心は,後続のフィルタ効果にのみ影響します.

➡️ [詳細]

上下左右揃え

オブジェクトの回転中心を,上下左右の端や中央に合わせます.後続フィルタで拡大縮小した場合,指定した中心を基準に拡大縮小するようになり,他オブジェクト間のレイアウトを揃えやすくなります.

➡️ [詳細]

直角回転

90°単位に画像を開店します.標準のフィルタ効果の「回転」とは異なり,後続フィルタに影響します.

  • AviUtl (無印) にあったフィルタ効果の「ローテーション」の類似物です.

回転以外にも上下や左右に反転,斜め軸の反転など 8 種類 ($=\#D_4$ (二面体群))の配置ができます.

Note

標準のフィルタ効果の「回転」の効果が適用されるのは最後にフレームバッファに描画されるタイミングで,全てのフィルタ効果が適用された後です.内部的な「後に適用される回転角度の数値」を操作しているだけなので高速な反面,後続のフィルタ効果 (標準描画など以外) にはまず影響しません.

「ドロップシャドウ」や「凸エッジ」など一部のフィルタ効果に対して,回転角度を影響させたい場合には「直角回転」が効果的です.

➡️ [詳細]

XYZ追加回転

標準のフィルタ効果の「回転」とは異なり,常に画面を基準とした X, Y, Z 軸の回転をします.

「描画する」でオブジェクトの回転結果を後続のフィルタ効果に影響させられるようにもなります.

Note

標準のフィルタ効果の「回転」は,それまでに適用された回転角度に加算する形で計算されているため,回転軸が現在の回転角度によって変わります.一方で「XYZ追加回転」は常に画面を基準とした X, Y, Z 軸で回転します.

加えて標準のフィルタ効果の「回転」の効果が適用されるのは最後にフレームバッファに描画されるタイミングで,全てのフィルタ効果が適用された後です.後続のフィルタ効果 (標準描画など以外) にはまず影響しません.「描画する」を ON にした場合,このフィルタ効果の時点で回転の効果が適用され,後続のフィルタ効果にも影響を与えられます.

➡️ [詳細]

任意軸追加回転

axis_rot_demo.mp4

アンカーで指定したラインに沿った軸でオブジェクトを立体回転させます.軸指定がアンカーな点以外はXYZ追加回転と同様です.

➡️ [詳細]

傾斜

Demo of slant effect

アンカーで指定した軸に沿った傾斜変形をします.傾斜量は角度と傾き (角度の $\tan$ 値) で指定できます.

➡️ [詳細]

XY軸変形

xy_transform.mp4

X, Y 軸方向に伸びたアンカーをマウス操作することで変形します.

➡️ [詳細]

領域サイズ変更

標準のフィルタ効果の「クリッピング」と「領域拡張」を併せたフィルタ効果です.正の指定値で領域拡張,負の指定値でクリッピングの効果になります.

「領域拡張」にはない「中心の位置を変更」のオプションもあります.

➡️ [詳細]

領域割合サイズ変更

領域サイズ変更の割合指定版です.ピクセル数単位ではなくオブジェクトのサイズからの割合で指定します.

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領域サイズ指定

オブジェクトに対してクリッピングや領域拡張を適用して,指定した位置とサイズでオブジェクトを切り抜きます.予め切り取りたいサイズがわかっている場合に,アンカー操作で位置を指定してクリッピングするときなどに便利です.

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カットずらし

cut_move.mp4

アンカーで指定したラインでオブジェクトを切り取って,ずらして配置します.ずらす移動量や方向もアンカーで操作できます.

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中抜きクリッピング

Sample of midrange crop

「クリッピング」や「領域拡張」に相当する操作を,オブジェクトの端ではなく中間部分で行います.大きな図表の中間部分を切り取って詰めたい場合に利用できます.

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小数ぼかし

標準の「ぼかし」とは異なり,小数点以下のピクセル数の精度で画像をぼかします.

AviUtl 標準の「ぼかし」にあった,小さい奇数ピクセルでの不具合も修正しています.

Note

標準の「ぼかし」には,奇数ピクセルを指定した場合の重み分布が正確な三角分布にはならない不具合があります.AviUtl (無印) でも同様の挙動です.

例えば 1 ピクセルのぼかしの場合,正確な三角分布は “25%, 50%, 25%” ですが,AviUtl 標準の「ぼかし」だと “33.3%, 33.3%, 33.3%” という分布になっています.3 ピクセルの場合だと,正確な分布 “6.25%, 12.5%, 18.75%, 25%, 18.75%, 12.5%, 6.25%” に対して “6.67%, 13.3%, 20%, 20%, 20%, 13.3%, 6.67%”.

➡️ [詳細]

縁取りα

標準の「縁取り」に透明度を指定したり,中をくり抜いて縁だけにしたり,内側縁取りもできるようになります.縁部分にパターン画像の指定も可能.

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四角縁取り

Comparison of ordinary borders and rectangle borders

AviUtl (無印) の「縁取り」と同様,角が四角になる縁取りです.特に長方形に対して縁取りをする場合などは,こちらのほうがいい場面もあると思います.

縁取りαと同様,透明度の指定や内側縁取りなども可能です.

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内側シャドウ

Sample of inner shadow effect

オブジェクト自身に外側から影が落ちているような効果を描画します.パターン画像や合成モードの指定もできます.

➡️ [詳細]

改版履歴

  • v1.00 (for beta15) (2025-10-16)

    • 初版.

ライセンス

このプログラムの利用・改変・再頒布等に関しては MIT ライセンスに従うものとします.


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