.NET 10 / Visual Studio 2026 正式リリース記念

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配信URL: https://www.youtube.com/live/_uububG9A_0

記念。
(毎年恒例)

• Announcing .NET 10
  • なんか「Additional C# 14 features:」に書いてることだいぶ変だけど…
• Visual Studio 2026 is here: faster, smarter, and a hit with early adopters
  • 2022 とは side by side (別系統で、同時インストール可能)、2022 の方にもアプデあり
  • 機能
    • ソリューションのロード速度ほぼ倍
    • UI リフレッシュ
    • GitHub Copilot も改善
    • .NET とか C++ とかのビルドツールを本体プロセスから分離したのでそこだけの更新可能
      • 確かに VS のインストールフォルダーの中に ServiceHub とかいうのができてて、IntelliCode とか CodeAnalysis とか分かれてる
    • 自動アプデ
  • リリースノート: 2022、Insiders
    • まあバグ修正のみ
• API Diff
  • RC 2 → GA: さすがに ASP.NET にちょこっとあるだけ(それもほぼ属性の差)
  • 9.0 → 10.0

その他最近の話題:

Discord (招待リンク: https://discord.gg/bCsV28aM )の方で TIOBE Index で今年 C# の伸びよかったみたいな話が紹介されてたけども。
Announcing .NET 10 見てて、何なら今更伸びる要素あるかなぁとか考えると、AI ？

Roslyn のLanguage Feature Status、最近の差分だと Unions と Closed class hierarchies の行が増えたとか。
まあ最近 Union がらみの作業よく見る。

csharplang、↓辺りが活発。

• Unsafe evolution (9704) → 金曜に Working Set 入りしてた
• Top-level members (9803)
• Relaxed ordering for partial and ref modifiers (9804)

尺調整用:

#110

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#107 (comment)
これが起きる原因、

• ServiceHub.RoslynCodeAnalysisService は ServiceHub.Host.Extensibility.amd64 にいる
• ServiceHub.IntellicodeModelService は ServiceHub.Host.netfx.x64 にいる

かなぁという雰囲気。
netfx…

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.NET Conf のアーカイブ等(YouTube の dotnet のアカウントで公開中)見ててメモ:

• NuGet の Trusted Publishingよさげ
• Performance Improvements in .NET 10 のやつは30分でまとめるとここになるよなぁという感じ
  • オブジェクトのスタック割り当て、IEnumerable 等コレクション、SIMD 化(BitArray 等)、LINQ (OrderBy, Reverse → Contains)、Regex

余談: Gemini は結構ちゃんとサマリー作ってくれる

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ちなみに今回のサムネは affinity 製。

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Unsafe Revolution がらみ:

現状

unsafe
{
    // 現状の、こんなコードが safe コンテキスト内で書けちゃうのまずい。
    // (Unsafe クラス登場以降ずっと言われてる)
    Unsafe.Add(ref span[0], 1);
    Unsafe.Add(ref x, 123);
}

unsafe 修飾子の意味帰るかもという流れ

class MyUnsafe
{
    // こっちは
    //「unsafe を中で使ってるけど、外に unsafe な物は漏らさない」
    // あくまでメソッド作者が「普段以上にテストとか頑張らないとダメ」
    // の意味。
    public void Safe()
    {
        unsafe
        {
            // unsafe code
        }
    }

    // こっちは
    // 「このメソッドを呼んだ人も unsafe」
    // 「このメソッドを呼ぶ場合 unsafe ブロック内に入れないとダメ」
    // の意味に変更したい。
    public unsafe void UnSafe()
    {
        // unsafe code
    }
}

class MyUnsafe
{
    // 「必要最小限なとこだけ unsafe でくくれ」というお作法。
    public void Good()
    {
        //safe code たくさん

        unsafe
        {
            //unsafe code 高々数行
        }

        //safe code たくさん
    }

    // インデント減らしたいからとかいってこんなことしてる人は直してね…
    public unsafe void Bad()
    {
        //safe code たくさん
        //unsafe code 高々数行
        //safe code たくさん
    }

    // ちなみ ↓みたいな場合、ちゃんとこのメソッドレベルの unsafe は不要とアナライザーが言ってくる。
    public unsafe void M3()
    {
        unsafe
        {
            int* p;
        }
    }
}

// 世の中、ほんとは特に unsafe コード何も書いてないけどとりあえず unsafe 修飾の付いた構造体とか結構あるらしい…
// (GitHub 上での調査結果。P/Invoke 用の型とかで結構そういうやつがいるらしい。)
// これの処遇はどうすべきか…
unsafe struct S
{
}

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配信後に公開されたブログ(時間あれば次回の配信で取り上げ):
https://devblogs.microsoft.com/visualstudio/spend-less-time-upgrading-more-time-coding-in-visual-studio-2026/

• .vsconfig とか .vssettings とか残して、新PCで既存PCと同じオプションでのインストールできるように
• global.json とかで使用する SDK を固定してて、その SDK がインストールされてないときに簡単にそれをインストールできる
• (TargetFramework 更新とかの)モダナイズは GitHub Copilot でやれるように(@modernize エージェント)
• Stable チャネルは月一更新、Insiders チャネルはもっと高頻度
• VS 自体のアプデ、「Update on Close」オプション追加