拡張機能以外の命令ブロックへ、Rubyから変換できること

[takaokouji]

現在の基本的な方針。classとかmoduleとかにも対応するタイミングで、極力エラーにしないようにする。

• メソッド名は一致、引数が間違っている場合はエラーとする。
• ruby_* のブロックへの変換は極力行わずエラーとする。

以下、カテゴリごとの進捗状況。

• Motion
• Looks
  • say(message: "メッセージ")は長い。 say("メッセージ")で置き換えたい。ほかも messageは長すぎる。
• Sound
• Events
• Control
  • foreverとrepeatをそれぞれ「ずっと」「回繰り返す」命令ブロックとして扱えるようにする
• Sensing
• Operators
• Variables
• My Blocks

カテゴリ毎にPRは分ける予定。
細かい不具合なんかも、このチケットにコメントして修正する。

[takaokouji]

少し触ってみた感じだと、

• Operators
• Variables
• My Blocks

の実装の難易度が高いため、優先して実装したほうがいい。
それらに対応することで、解析処理の構造がはっきりする。

[takaokouji]

メモ

https://github.com/whitequark/parser/blob/master/lib/parser/meta.rb
ここにタイプの一覧がある。

https://github.com/whitequark/parser/blob/master/lib/parser/ast/processor.rb
これが実装例

[takaokouji]

変数について、Rubyとは異なる Scratch 由来の制限がある。それに対応する。

• Ruby -> Blocks に変換する際、変換前の変数の型を variable -> list または list -> variable に変更できないという制約がある。
• グローバル変数とローカル変数の名前は同じものを指定できない。
• グローバルリストとローカルリストの名前は同じものを指定できない。
• 変数とリストの名前は同じものを指定できる。

以上を踏まえると、listについては、listメソッドで取得したほうがいいような気がする。これは、そのままではRubyにはマッピングできないため。かぶっている変数名を変更することはできなくもないけど、 Ruby -> Blocks にするときに困ることと、ユーザーにとって、勝手に名前が変わることは好ましいことではないため。

以下、コード例。このようにするのであれば、チェックも簡単。コードを書く人も簡単だと推測できる。

@local # <- これはローカル変数
$global # <- これはグローバル変数

$local # <- これはエラー。「localはすべてのスプライト用の変数として使っています」
@global # <- これはエラー。「globalはこのスプライトのみの変数として使っています」

list("@local") # <- これはローカルリスト。変数名と同じものを使える
list("$global") # <- これはグローバルリスト。変数名と同じものを使える

list("$local") # <- これはエラー。「localはすべてのスプライト用のリストとして使っています」
list("@global") # <- これはエラー。「globalはこのスプライトのみのリストとして使っています」

[takaokouji]

#134 (comment)
は #147 で実現した