これは kintone との連携目的で使用できる Model Context Protocol (MCP) サーバーのサンプルコードです。 生成AIを用いて自動作成したものを現状有姿で提供します。
この MCP server を使うと Claude Desktop アプリなどの MCPホストアプリから kintoneデータを参照・更新したり、kintoneアプリ自体を作成するなどのことができます。
dxtファイル による Claude Desktop アプリ へのインストール手順(推奨)
https://github.com/r3-yamauchi/kintone-mcp-server/releases から最新の kintone-mcp-server.dxt をダウンロードし、 Claude Desktop アプリ の [設定] - [エクステンション] 画面へドラッグ・アンド・ドロップしてください。
接続先の kintone のドメイン名, ユーザー名, パスワード を入力して「保存」ボタンをクリックしてください。
「有効」となっていることを確認します。
ダウンロード先はどこでも構いませんが、半角英数のみで構成される、あいだにスペースを含まないパスに入れるのが良いと思います。
Node.js 20 以降を使用してください。
npm i
claude_desktop_config.json という設定ファイルを探して、以下を参考に、このファイルの "mcpServers" の項に設定を追加してください。
{
"mcpServers": {
"kintone": {
"command": "node",
"env": {
"KINTONE_DOMAIN": "[あなたが使用するサブドメイン].cybozu.com",
"KINTONE_USERNAME": "MCP接続で使用するkintoneユーザー名",
"KINTONE_PASSWORD": "kintoneユーザーのパスワード(平文)"
},
"args": [
"[kintone-mcp-serverを配置したパス]/server.js"
]
}
}
}
claude_desktop_config.json への変更を保存したのち、Claude Desktopアプリを一度終了させて再起動してください。 アプリを終了させたように見えても常駐したまま残っている場合があるため、常駐アイコンを右クリックしてQuitしてください。
まずは Claude に "kintoneアプリ「設定したkintoneユーザーでアクセス出来るアプリ名の一例」のアプリIDを調べて" と尋ねてみてください。 ここで入力するkintoneアプリ名は一言一句正確に指定する必要があります。
各ツールのアノテーション属性については docs/tool-annotations.md を参照してください。
get_record
: kintoneアプリの1レコードを取得search_records
: kintoneアプリのレコードを検索create_record
: kintoneアプリに新しいレコードを作成update_record
: kintoneアプリの既存レコードを更新upsert_record
: kintoneアプリの重複禁止フィールドを指定してレコードを作成または更新(Upsert操作)add_record_comment
: kintoneレコードにコメントを追加update_record_status
: kintoneレコードのステータスを更新(プロセス管理)update_record_assignees
: kintoneレコードの作業者を更新(プロセス管理)get_record_comments
: kintoneレコードのコメントを取得update_record_comment
: kintoneレコードの既存コメントを更新
upload_file
: kintoneにファイルをアップロードdownload_file
: kintoneからファイルをダウンロード(注意: 現在の実装では1MB以上のファイルは正常にダウンロードできない場合があります)
get_apps_info
: 検索キーワードを指定して該当する複数のkintoneアプリの情報を取得get_form_layout
: kintoneアプリのフォームレイアウトを取得get_app_actions
: kintoneアプリのアプリアクション設定を取得get_app_plugins
: kintoneアプリに追加されているプラグインの一覧を取得get_process_management
: kintoneアプリのプロセス管理設定を取得get_app_acl
: kintoneアプリのアクセス権限を取得get_field_acl
: kintoneアプリのフィールドのアクセス権限を取得get_record_acl
: 指定したレコードのアクセス権限を取得evaluate_records_acl
: 指定した条件でレコードのアクセス権限を評価get_views
: kintoneアプリの一覧(ビュー)の設定を取得get_reports
: kintoneアプリのグラフ設定を取得get_notifications
: kintoneアプリの通知条件設定を取得get_per_record_notifications
: kintoneアプリのレコード単位の通知設定を取得get_reminder_notifications
: kintoneアプリのリマインダー通知設定を取得
create_app
: kintoneアプリの新規作成add_fields
: kintoneアプリへのフィールド追加update_field
: 既存のkintoneフィールドの設定を更新update_form_layout
: kintoneアプリのフォームレイアウトを変更update_app_settings
: アプリの一般設定を変更deploy_app
: kintoneアプリの本番運用開始(運用環境へ反映)get_deploy_status
: アプリ設定の運用環境への反映状況を確認するmove_app_to_space
: kintoneアプリを指定したスペースに移動move_app_from_space
: kintoneアプリをスペースに所属させないようにするupdate_app_acl
: kintoneアプリのアクセス権限を更新update_field_acl
: kintoneアプリのフィールドのアクセス権限を更新update_views
: kintoneアプリの一覧(ビュー)の設定を更新update_reports
: kintoneアプリのグラフ設定を更新update_notifications
: kintoneアプリの通知条件設定を更新update_per_record_notifications
: kintoneアプリのレコード単位の通知設定を更新update_reminder_notifications
: kintoneアプリのリマインダー通知設定を更新update_process_management
: kintoneアプリのプロセス管理設定を更新update_app_actions
: kintoneアプリのアクション設定を更新
get_space
: スペースの一般情報を取得update_space
: スペースの設定を更新update_space_body
: スペースの本文を更新get_space_members
: スペースメンバーのリストを取得update_space_members
: スペースメンバーを更新add_thread
: スペースにスレッドを追加update_thread
: スレッドを更新add_thread_comment
: スレッドにコメントを追加add_guests
: ゲストユーザーを追加update_space_guests
: スペースのゲストメンバーを更新
get_users
: kintoneのユーザー情報を取得get_groups
: kintoneのグループ情報を取得get_group_users
: 指定したグループに所属するユーザーの一覧を取得
get_kintone_domain
: kintoneの接続先ドメインを取得get_kintone_username
: kintoneへの接続に使用されるユーザー名を取得
この MCP server を使用してどういったことが出来るかブログに書いたので読んでみてください。
Webブラウザー版の Claude からも利用できる OAuth をサポートした リモートMCPサーバー のコードを 別途 こちら で公開しています。
「kintone」はサイボウズ株式会社の登録商標です。
ここに記載している内容は情報提供を目的としており、個別のサポートはできません。 設定内容についてのご質問やご自身の環境で動作しないといったお問い合わせをいただいても対応はできませんので、ご了承ください。