ChatGPT を活用したもくもく会をサポートする Discord ボットです。
- ChatGPT との対話: ChatGPT が質問に答える、または挨拶をします。
- 翻訳: リンクが貼られたら ChatGPT が翻訳します。
- コラボレーション提案: 参加者が自己紹介をしたり、取り組んでいることを共有すると、ChatGPT が同じような関心を持つ人とのコラボレーションを提案します。(この機能は少し鬱陶しいかもしれません)
現在、これは試作品であり、開発中です。
チャンネルごとに試行錯誤しています。
- Greeting(挨拶): ChatGPT と一言挨拶する(履歴を読まない)
- ResorceTranslation(情報共有): 英語のメッセージやリンクがチャンネルに貼られた場合、リンク先のページのタイトルや内容の一部(3000 文字)を抽出し、それを要約および翻訳します。
- Question(質問): チャンネルの履歴を読みながら質問に答えます。
- Introductions(自己紹介): ChatGPT が自己紹介に返答します。
- WorkPlan(作業計画): 書き込まれたもくもく会ですることを DB に保存、DB の中から似た内容を検索、検索結果から同じような関心を持つユーザーをおすすめする。
- WorkPlan2(作業計画): ここでは ChatGPT の機能呼び出しを使用します。ChatGPT がユーザーの目的などを聞いて、DB に保存します。保存されたデータから類似した内容を持つユーザーをおすすめします。
- CHANNEL_SUGGESTION(チャンネル提案): 新しいチャンネルを ChatGPT が作ります。
Chat GPT は会話の履歴から次のメッセージを作ることができます。挨拶・情報共有チャンネルでは履歴を読まない一言ずつの返答をします。それ以外は履歴からユーザーとボットの会話のみを取り出すようにしていますが、"clear"と書くことで話題が途切れます。
-
/delete_mydata : DB に保存されたユーザーのデータをすべて消去します。(コラボ提案がうるさい時)
-
/clear_last_msg : 自分と BOT の最後のメッセージを削除します。(パーフェクトコミュニケーションを目指す時)
-
/clear_chat : 自分と BOT のチャットの履歴をすべて消去します。(clear までを消します)
動かしたい奇特な方がいるなら、以下のようにします。 注意:各サービス(OpenAI,Pinecone,AWS Lightsail)は料金が発生するので調べてから利用して下さい。(一応どのサービスにも初回無料枠相当のものがあります)
git clone https://github.com/opvelll/LearnTogetherAI-Bot.git
cd LearnTogetherAI-Bot自分が管理する Discord サーバーを 2 つ用意します(本番用とテスト用)。 そしてほしいチャンネルを作成します。例えば、挨拶チャンネル、質問チャンネル、今日やることチャンネル。
プロジェクトのルートディレクトリに.env ファイル(本番用)と.env.dev ファイル(テスト用)を作成します。 これらの設定で本番用、テスト用のボットの設定を分けます。
CHANNELID*だけ1つでも設定すれば動きます。
DISCORD_TOKEN=
DISCORD_APPLICATION_ID=
DISCORD_CLIENT_ID=
OPENAI_API_KEY=
OPENAI_ORGANIZATION_ID=
GUILD_ID=
CHANNEL_ID_GREETING=
CHANNEL_ID_SELF_INTRO=
CHANNEL_ID_QUESTION=
CHANNEL_ID_WORK_PLAN=
CHANNEL_ID_WORK_PLAN2=
CHANNEL_ID_TRANSLATION=
CHANNEL_ID_CHANNEL_SUGGESTION=
CHANNEL_ID_MOKUMOKU_CATEGORY=モクモク用チャンネルカテゴリーのID。ここにCHANNEL_SUGGESTIONはチャンネルを作る
PINECONE_API_KEY=
PINECONE_ENVIRONMENT=
PINECONE_INDEX_NAME=OpenAI や Pinecone の設定部分は使い回します。
4. Discord Developer Portalで新しいアプリケーションを2つ作成する。
Discord Developer Portal で 2 つの新しいアプリケーションを作成し、それぞれ以下の設定を行い。
- PUBLIC BOT を OFF
- MESSAGE CONTENT INTENT を ON
そして、それぞれ.env ファイルに以下の情報をコピー&ペーストします。
DISCORD_TOKEN=
DISCORD_APPLICATION_ID=
DISCORD_CLIENT_ID=- OAuth2 > URL Generator から bot をクリック、
- 下の欄から Manage Channels、Read Messages/View Channels、Send Messages、Manage Messages、Read Message History にチェックを入れる
- 生成された URL を開いて、ボットを Discord サーバーに招待する
これも本番、テストそれぞれ行う。
OpenAI platform にアクセス Manage Account > Organaization settings から API_KEY などを、.env ファイルにコピペする。
OPENAI_API_KEY=
OPENAI_ORGANIZATION_ID=Pinecone でインデックスを作成します。設定は以下の通りです。
- dimensions は 1536
- metric は cosine
Pinecone のダッシュボードから以下の情報を.env ファイルにコピー&ペーストします。
PINECONE_API_KEY=
PINECONE_ENVIRONMENT=開発環境
npm install
npm run devログが表示されるので、テスト Discord サーバーのテストボットがオンラインになるか確認する。Ctrl + c で終了。
本番ボット
npm run startAWS Lightsail の場合
- AWS Lightsail で Node.js インスタンスを作成します。
- ブラウザから SSH 接続を行います。
- リポジトリを git クローン。移動します。
- .env ファイルを作成して、ローカルの.env の内容をコピペします。
- 以下のコマンドを実行します
npm install
sudo npm install pm2 -g
node --max-old-space-size=4096 ./node_modules/typescript/bin/tsc
npm run build
npm run register
pm2 start "npm run start" --name "mybot"AWS Lightsail の場合
cd LearnTogetherAI-Bot/
pm2 stop mybot
git pull
npm install
npm run build
npm run register
nano .env
pm2 restart mybot