ターゲット型と expected 型のダック一致を必須とする

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従来は actual も expected もダックタイプ的にターゲット型を実装していれば OK としてきたが、やはり actual と expected が一致していないのに一致しているとして成功するのは違和感がある。

var actual = new {
  Foo = 1,
  Bar = 2,
};

actual.AssertIs(new { Foo = 1 } );  // expected がターゲット型を満たしていないので失敗
actual.AssertIs(new { Foo = 1, Bar = 2 });  // 成功
actual.AssertIs(new { Foo = 1, Bar = 2, Baz = 3 });  // 現行ではこれも成功

ターゲット型と expected の型が完全に一致しない場合は失敗とした方が良さそう。

var actual = new {
  Foo = 1,
  Bar = 2,
};

actual.AssertIs(new { Foo = 1 } );  // expected がターゲット型を満たしていないので失敗
actual.AssertIs(new { Foo = 1, Bar = 2 });  // 成功
actual.AssertIs(new { Foo = 1, Bar = 2, Baz = 3 });  // 失敗にする

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actual はターゲット型のデータメンバーを内包していれば良いが、expected はターゲット型のデータメンバーと一致する必要がる。

よって AssertIs() の対象式の契約は破れる事になるが、もともと重要ではないし構わないか。

PrimitiveAssert/Inasync.PrimitiveAssert/PrimitiveAssert.cs

Lines 40 to 43 in dcdca50

	/// <remarks><paramref name="actual"/> と <paramref name="expected"/> に対して対称式となります。</remarks>
	public static void AssertIs<TTarget>(this object? actual, object? expected, string? message = null) {
	actual.AssertIs(typeof(TTarget), expected, message);
	}

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ターゲット型が明示されていれば違和感なかったりする？

class FooBar {
  public int Foo { get; set; }
  public int Bar { get; set; }
}

...

var actual = new FooBar {
  Foo = 1,
  Bar = 2,
};

actual.AssertIs(new { Foo = 1, Bar = 2, Baz = 3 });  // これが成功するのは違和感ある
actual.AssertIs<FooBar>(new { Foo = 1, Bar = 2, Baz = 3 });  // これは成功しても違和感ない？
actual.AssertIs(typeof(FooBar), new { Foo = 1, Bar = 2, Baz = 3 });  // これも成功しても違和感ない？

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ターゲット型のスコープで等値アサートを行うコンセプトだったので、従来のも理にかなってはいる。
そうはいっても

var actual = new {
  Foo = 1,
  Bar = 2,
};

actual.AssertIs(new { Foo = 1, Bar = 2, Baz = 3 });  // これが成功するのは違和感ある

は一瞬「？」とはなる。

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ターゲット型によるスコープは actual に対してのみ掛かるものとするか。
即ち、

1. actual をターゲット型でダックキャスト（actual のスコープをターゲット型に限定）する。これを actual` とする
2. actual` と expected の各データメンバーが全て一致するかアサート。

従来は expected もターゲット型にダックキャストしてから等値比較していたが、これを止めるという事。

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改めてまとめ。

従来

1. actual をターゲット型にダックキャスト ... actual'
2. expected をターゲット型にダックキャスト ... expected'
3. actual' と expected' を等値アサート

変更後

1. actual をターゲット型にダックキャスト ... actual'
2. actual' と expected を等値アサート