G HUB でマウスボタンに Win+L を割り当てても L だけ入力される・画面がロックされない場合、rundll32.exe user32.dll,LockWorkStation を起動する方式で確実に動作します。
Logicool G HUB(旧 Logicool Gaming Software 後継)でマウスサイドボタン等に Win+L(画面ロック)を割り当てても、以下のような症状が起きる事があります。
- ボタンを押すと
Lキーだけが入力される - 画面がロックされない
- フォーカスによって動いたり動かなかったりする
- 特定のアプリ上では効かない
原因は Win キーを含む修飾キー付きショートカットを G HUB のキーストローク合成で送る時、Windows 側のセキュリティ仕様や G HUB 側の修飾キー記録処理の問題で、正しいシーケンスが送られないケースがある為です。
このリポジトリは、その問題を回避して確実にマウスボタンから画面ロックを発火させる為の手順をまとめたものです。
- Logicool 製マウス(G502 X LIGHTSPEED、G Pro Wireless、G703、MX Master 等)を使用
- G HUB でサイドボタン等に
Win+Lを割り当てたが動かない - 「G HUB Win+L 効かない」「G HUB 画面ロック 動かない」で検索している人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| OS | Windows 10 / Windows 11 |
| ソフト | Logicool G HUB |
| 検証デバイス | Logicool G502 X LIGHTSPEED |
| 検証日 | 2026-04-21 |
次の順番で原因を絞り込みます。
キーボードで Win+L を押して画面ロックできるなら、Windows のロック機能自体は生きているので、問題は G HUB → Windows 間のキーストローク合成に限定されます。
G HUB → 左下の 歯車(設定) → ゲームモード → 「Windows キーを無効にする」。これが ON だと G HUB 自身が Win キー入力を握り潰します。
G HUB の該当ボタンの割り当て画面を開き、キーストロークが Win + L として登録されているか確認。L だけ登録されている事が実際にあります(Win キーは OS に吸われて記録されない事がある為)。
上記を確認しても動作しない場合、以下の解決方法に進みます。
キーストローク合成に頼らず、Windows の 画面ロック API(LockWorkStation)を直接叩く 方式です。G HUB の「アプリケーション起動」アクションから rundll32.exe を呼び出して実現します。
flowchart LR
A[マウスボタン押下] --> B[G HUB]
B --> C[rundll32.exe 起動]
C --> D[user32.dll の LockWorkStation 関数]
D --> E[画面ロック]
キーストローク合成を経由しないので、Windows のセキュリティ制約や G HUB のマクロ記録の問題を回避できます。
- タスクトレイから G HUB を起動
- 設定したいデバイス(例:G502 X LIGHTSPEED)を選択
- 左メニューから 「割り当て」(ASSIGNMENTS) を選択
- 上部タブで 「システム」(SYSTEM) または 「アプリ起動」(LAUNCH APPLICATION) カテゴリに切り替え
- 「アプリケーションを起動」(Launch Application)カードを、割り当てたいボタン(例:G7)にドラッグ&ドロップ
割り当てたカードをクリックして編集画面を開き、以下を指定します。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 実行ファイル | C:\Windows\System32\rundll32.exe |
| 引数 / Arguments | user32.dll,LockWorkStation |
注意:
user32.dllとLockWorkStationの間はカンマのみ(スペース無し)。
割り当てたマウスボタンを押して画面がロックされれば完了です。
G HUB で引数指定がうまく通らない場合、バッチファイルをワンクッション挟む方式でも動きます。
C:\Users\<ユーザー名>\lock.bat として保存:
@echo off
rundll32.exe user32.dll,LockWorkStation| 項目 | 値 |
|---|---|
| 実行ファイル | 作成した lock.bat のフルパス |
| 引数 | (空欄) |
G HUB の標準アクションに Lock PC が存在します(SYSTEM カテゴリ内)。これも内部的にロック API を呼ぶ為、rundll32 方式と同等に動作します。見つかる環境なら最も手軽です。
G HUB の Keystroke(単一キーストローク)ではなく Multi-Key マクロ として以下の順でキーイベントを手動記録する方式もあります。
Left Windows押すL押す & 離すLeft Windows離す
Keystroke モードで修飾キー(Win)が記録されなかった場合の回避策として有効です。
→ キーストローク合成方式自体の制約なので、G HUB 再起動では改善しません。rundll32 方式に切り替えてください。
→ 基本的に同じ制約を受けます。Options+ でも「アプリ起動」アクションが使える為、同様の回避策で動作します。
→ rundll32.exe user32.dll,LockWorkStation は Microsoft 公式の画面ロック呼び出し方法で、Windows 起動時のショートカットや組込みロック機能でも内部的に同じ API が呼ばれています。
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