この文書は、Code for Japan の Code of Conduct をベースに作成したものです。
この文書は OWND Project に参加される方全員にとって、このプロジェクトを居心地のいい場所にするためのガイドラインです。 参加者の安全性を担保するために、参加者全員が数々のハラスメントについて理解する必要があります。ときに人は無自覚なものです。だからこそ、参加歴の長さにかかわらず、お互いに気をつけなければいけないことがあります。 このガイドラインを心に留め、誰もが楽しく参加できる場にしていきましょう。
ハラスメントには、ジェンダー、性的指向、年齢、障害、身体的外観、人種、宗教に関連する攻撃的な口頭またはテキストによる言及が含まれますが、これに限定されません。
- 会話を持続的に遮断すること
- 不当に他者を排除すること
- 人を見下すような言葉や行動
- 自らの優位性を主張する行動や言動
- 意図的な脅迫
- ストーキング
- ハラスメントにつながる撮影や録音
- 不適切な物理的接触
- 公共空間における性的イメージの露出
- 性的な話題で注意を引くこと なども含みます。
ミーティングやイベントの出席者、講演者、スタッフを含むすべてのプロジェクト関係者です。Matrix等のコミュニケーションツールを使ったやりとりもこれに含まれます。
敬意を払いましょう:人々が(技術的かそうでないかに関わらず)能力や熱意を持って、前向きに、生産的に取り組めるための関わりを求めます。否定的な「いいえ / しかし」(no / but)ではなく、互いの意見を尊重しながら「はい / さらに」(yes / and)という言葉を使います。
価値を認めましょう:あなたを含め、全ての人のアイデア、スキル、貢献に価値があります。時に、あなたと異なる考えや意見に遭遇することもあるでしょう。お互いの貢献に感謝して、違いを楽しみましょう。
意見を聞きましょう:自らの経験や知識をもとに一方的に話を続けてはコミュニケーションは成立しません。コミュニティメンバーや参加者には、話すことよりも聞くことを奨励します。
対話しましょう:全ての人々が同じ文脈を共有していると考えず、対話を奨励します。
言動には責任を伴います:差別、中傷、嫌がらせをしないでください。これには、ジェスチャーやオンラインディスカッション(Twitter、Slackなど)も含まれます。 また、あなたの表示名・アイコン/アバター・背景に映るモノも、オンラインで配信される可能性があり、あなたに使用責任が伴います。法令(特に著作権関係)と行動規範(特にハラスメント関連)を遵守するよう注意を払ってください。
それぞれが文化的および個人的なバックグラウンドがあることを理解するように努めましょう:私たちは異なる文化やバックグラウンドがあることを忘れないでください。自分自身にとって気にならないことが、異なるバックグラウンドを持つ人にとって不適切なことがあります。何が適切かわからない場合は、対話してください。
中傷的な言葉は容認しません:性別、性同一性と表現、性的指向、疾患、外観、人種、宗教、年齢、または社会経済的地位に関連する有害な言葉を発することは認めません。相手の性別が明確でない状態において、意図的に「彼 / 彼女」などを用いて言及する場合なども含まれます。自分の価値観で勝手に判断し、表現することも相手にとって望ましい表現ではないことがあります。言葉が中傷的かどうかわからない場合は、使用しないでください。
セクシュアルな言動は容認しません:性的な話題で注意を引くことは認めません。これには、性的なコメントやジョーク、画像の共有や配布なども含まれます。外見で相手の性別を勝手に断定して話を進めたり、自分の価値観での意見を前提とした性的な発言は止めてください。また、他の参加者に対して、曖昧な、肯定的な同意なしでの物理的接触または物理的接触を模した表現(「ハグ」や「キス」などのテキストメッセージや絵文字などを含む)をすることも容認できません。
破壊的な言動は容認しません:講演やプレゼンテーションを含むイベントやミーティングを不適切な理由で中断させる行為は認めません。これには、セッションに全く関係のないコメントや質問をすることも含まれます。また、過剰なアルコール摂取を促したり、アルコールを飲まない人を揶揄することも含まれます。
それらを扇動する言動は容認しません:これらの容認できない行動が、自らの行動でないとしても、それを容認することや奨励することは、その行動を自分がおこなうことと同じです。
参加者がハラスメント行為を行った場合、主催者は、OWND Projectの活動、イベント、およびデジタルフォーラムからの加害者の追放を含む、適切とみなされる措置を講じることができます。
あなたがハラスメントを受けている場合、あるいは、誰かがハラスメントを受けていることに気づいた場合、その他の懸念がある場合は、すぐにOWND Projectの担当者に連絡してください。 OWND Project担当者は、関連の法令執行機関に連絡するなど、できる限り適切にサポートします。または、ハラスメントを経験した人が安全を感じられるよう対応策を検討し、適切な支援を行います。
OWND Project担当者に連絡できない場合や緊急の場合は、警察に電話をしたり、自分自身で状況から離脱してください。
メールもしくはMatrixのOWND Peojectスペースでご連絡ください。
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Matrixへの参加方法が分からないかたはこちらのガイドをご参照ください。
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個別のご連絡
- メール : ota@datasign.jp
- Matrix : @yuichiota:datasign.team
このガイドラインはCC BY 4.0で公開されています。