DataContainerBase<T>
は、任意のデータ型 T
を保存するための基底コンポーネントです。この抽象クラスは、SaveDataControl
によって管理されるデータの保存と識別を担います。
- データの識別: データを一意に識別するための ID を保持します。
- データの保存: 特定のデータ型
T
の値を保存し、アクセスを提供します。 - 自動登録: コンポーネントが親に
SaveDataControl
を持たない場合、自動的にSaveDataControl
を追加します。
Name | Description |
---|---|
_id |
データを識別するための ID。 |
_value |
保存されるデータの値。 |
Value |
_value の公開プロパティ。データの取得と設定が可能です。 |
DataContainerBase<T>
を継承するカスタムコンポーネントを作成し、具体的なデータ型T
を指定します。- Unity エディタ上で、このコンポーネントをゲームオブジェクトに追加します。
_id
フィールドを設定してデータを一意に識別し、_value
フィールドで保存するデータの値を指定します。- スクリプト内で
Value
プロパティを使用して、保存されたデータにアクセスまたは変更します。
- このコンポーネントは抽象クラスであり、直接インスタンス化することはできません。実際に使用するには、具体的なデータ型
T
でサブクラスを作成する必要があります。 Reset
メソッドは、コンポーネントがゲームオブジェクトに追加された際に自動的に呼び出され、SaveDataControl
の自動登録を試みます。これにより、データの保存とロードのプロセスが容易になります。
DataContainerBase<T>
は、ゲーム開発においてデータを効率的に管理し、保存するための柔軟な基盤を提供します。カスタマイズ可能なデータ型と自動的な SaveDataControl
管理により、データの取り扱いが容易になります。