時は2013年、私たちは若者と呼ばれる年齢だった。 色々な新しいことにチャレンジをしようとし、新しい時代を切り開こうとしていた。 しかし、私たちが老害と呼ぶ大人たちによる全く論理的でない反論により、挑戦をするチャンスも与えられないまま潰されることもしばしばあった。
彼らは権力を持っていた。確かに過去においては彼らは輝かしい実績を上げたのかもしれない。しかし今の彼らは、その栄光にすがり、ただ保身に走っているだけの邪魔者でしかない。 私たちは、たとえ歳を重ねても彼らのような大人にはならないと誓いあった。
そして2043年になった今、私たちは年をとった。果たして私たちは、当時忌み嫌った老害になってしまってはいないだろうか?自らの言動を省みて、客観視し、自戒する必要があるのではないだろうか?
そのために、このサービスがあります。そう、年をとった私たちは「お前は老害だ」と言われることで、自分が若者からどう認識されているのかを客観的にとらえ、彼らが飛躍する可能性の芽を潰さないようにすべきなのです。
クックパッド社の「第4回 開発コンテスト24」応募作品です。
今年の課題は、「年をとった自分が使うサービス」です。
年をとった人間の一番の弱点は、「苦言を呈してくれる人が周りからいなくなること」であると僕は考えています。その弱点を補うためにも、こういった強引にでも苦言を呈してくれるサービスがあればいいのではないかと考え、作成しました。