README.md

wsl-isucon/isucon12-qualify

これはなに

ISUCON12予選の環境をWSL2上に構築するスクリプトです。

事前準備

WSL2上でsystemdを動作させるためWSLのバージョン0.67.6以降を用意してください。

構築

PowerShell上で以下を実行します。

# ダウンロード
git clone https://github.com/matsuu/wsl-isucon.git

# ディレクトリに移動
cd wsl-isucon/isucon12-qualify

# 一時的にPowerShell実行を許可
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope Process

# 構築スクリプト実行(引数はDistro名、インストールパス)
.\build.ps1 isucon12-qualify .\isucon12-qualify

Windows側のhostsファイルに以下を記載します。

127.0.0.1 admin.t.isucon.local
127.0.0.1 isucon.t.isucon.local
127.0.0.1 kayac.t.isucon.local

実行

wsl.exe ~ -d isucon12-qualify /bin/bash

サイト表示確認

それぞれのドメインでアクセス

https://admin.t.isucon.local/ https://isucon.t.isucon.local/ https://kayac.t.isucon.local/

ベンチマーク実行

cd ~/bench
./bench -target-addr 127.0.0.1:443

関連

• ISUCON12予選問題

本番と異なるところ

• 本番ではドメインとして *.t.isucon.dev が使われていましたが、devトップレベルドメインはHSTS preload-listに含まれており、正規のSSL証明書がないとアクセスできないため *.t.isucon.local に書き換えています

TODO

• エラー制御
  • 二重実行の防止
• /etc/resolv.conf 周りの調整
• PowerShellなんもわからん