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orderer_deploy.md

File metadata and controls

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Setting up an ordering node

このトピックでは、オーダリングノードのブートストラッピングプロセスを説明します。実装方法が異なる様々なオーダリングサービスやそれぞれの比較については、conceptual documentation about ordering セクションを参照してください。

このトピックは以下のステップで説明します。

  1. (未作成の場合) オーダリングノードが属する組織の作成
  2. orderer.yaml を使用したノードの設定
  3. オーダリングシステムチャネル用のジェネシスブロックの作成
  4. オーダリングノードのブートストラッピング

注釈: このトピックは、docker hubからオーダリングノードのイメージをプルしていることを前提にしています。

Create an organization definition

全てのオーダリングノードは、ピアと同様に、事前に作成された組織に所属する必要があります。この組織は、Membership Service Provider (MSP) によってカプセル化された定義情報を保持しています。なお、MSPはCAによって作成されます。またCAは、証明書と組織のMSPを作成します。

CAの作成、CAを使用したユーザとMSPの作成については、Fabric CA user's guide セクションを参照してください。

Configure your node

オーダリングノードは、orderer.yaml と呼ばれる yaml ファイルで設定されます。環境変数 FABRIC_CFG_PATH は、 orderer.yaml ファイルの格納先を示すために使用します。

orderer.yaml のサンプルファイルは、fabric-samples github repo を参照してください。次のステップに進む前に、 必ず確認し、内容を把握 してください。以下にいくつかの項目を説明します:

  • LocalMSPID --- CAが作成したオーダリングノード組織のMSP名です。オーダリングノード組織の管理者が設定します。

  • LocalMSPDir --- ローカルMSPが格納されている場所を設定します。

  • # TLS enabled, Enabled: false. enable TLS セクションに説明があるTLSを設定します。 true を設定した場合、TLSの証明書に関するファイルの格納先を指定する必要があります。なおRaftノードであれば、この設定項目は必須です。

  • BootstrapFile --- オーダリングサービス向けに作成するジェネシスブロックの名称を設定します。

  • BootstrapMethod --- ブートストラップブロックを提供する方法です。BootstrapFile に名称を設定した場合に、file を指定することが可能です。

複数のオーダリングノードを用いたクラスタ構成(例えば、Raftを用いた構成)で構築する場合、Cluster セクションと Consensus セクションを設定します。

Kafkaを用いたオーダリングサービスを構築する場合、Kafka セクションを設定します。

Generate the genesis block of the orderer

チャネルを作成した際に生成される最初のブロックは、"ジェネシスブロック"と言われます。ジェネシスブロックは、新しいネットワーク (すなわち、作成されるオーダリングノードは既存のオーダリングノードのクラスタに参加していません。)の一部として生成され、システムチャネル(オーダリングノードシステムチャネルとも言われます。)の最初のブロックにもなります。システムチャネルは、オーダリングノード管理者によって管理され、チャネルの作成を許可する組織の情報を含むため、特別なチャネルです。ノードが生成される前に作成され、ノードの設定情報に含まれるため、システムチャネルのジェネシスブロックは特別なブロックです。

ジェネシスブロックを作成するツールである configtxgen については、Channel Configuration (configtx) セクションを参照してください。

Bootstrap the ordering node

イメージをビルドし、MSPを作成し、orderer.yaml を設定し、ジェネシスブロックを作成することで、以下の様なコマンドを用いてオーダリングノードを立ち上げることができます。

docker-compose -f docker-compose-cli.yaml up -d --no-deps orderer.example.com

なお、orderer.example.com の箇所は、各自のordererのアドレスに変更してください。